アオサギがベビーラッシュ 中国内モンゴル自治区

アオサギがベビーラッシュ 中国内モンゴル自治区

 【新華社フフホト6月15日】中国内モンゴル自治区ヒンガン盟ホルチン右翼前旗の烏蘭敖都にある「アオサギ谷」にアオサギ300羽以上が戻り、新たな生命が続々と誕生している。アオサギは毎年4~6月に繁殖期を迎える。中国で「灰色サギ」とも呼ばれるアオサギは、湿地や湖沼などの水辺に生息する比較的大きな水鳥で、多くは4羽で一つの巣に暮らし、川や湖の小魚を主食にする。

 同地は1980年代にはすでにアオサギが生息しており、「アオサギ谷」と呼ばれるようになった。40年以上の歳月を経て、アオサギの数は10羽余りから300羽以上に増え、生息範囲も徐々に広がっている。(記者/張晟)

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