高橋真麻、75キロ→37キロの激変の体重遍歴 激ヤセの理由は「闇の部分」

高橋真麻【写真:ENCOUNT編集部】

父・高橋英樹も心配「痩せたとき一番心配しましたね」

元フジテレビアナウンサーでタレントの高橋真麻が15日、父で俳優の高橋英樹とともに関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演。真麻の体重の変遷が明かされた。

赤ちゃんの頃から、食に対しての思いが強かったという真麻。「離乳食のときからすごく食べてたらしいんです」と言うと、英樹は「1人前あげて『はい、終わりね』っていうと怒るんですよ。それでしょうがないからちょっとあげると、すっごい機嫌がいい、そういう子でしたね」と明かした。

NON STYLE・石田明が「食べ過ぎて怒られたりしなかった?」と質問。真麻は「むしろ、ほかのことだとあまりほめてくれなくて。例えばテストで98点取ったっていうと『でも100点の子もいたんだよね。じゃあ次はもっと頑張ろうね』とか、(親は)叱咤激励型だったんですよ」と説明し、「でも食べたときだけ『よく食べたね。偉かったね』とか『おいしそうに食べるね。かわいいね』ってほめてくれるからうれしくて、すごい食べてたら太っちゃったんですよ」と笑いながら口にした。

「信じられないぐらい食べてましたね」という真麻の“成長写真”も公開された。「小学校入学のときは、一回り友達より大きいかな」「10歳ぐらいになると、この時点で着てるお洋服はホテルのアーケードとかで着てるマダムニットです。普通の10歳の子の服は入らなかったですね」「11歳はもうハワイの洋服しか入らないです」と説明。「小学校6年生で60キロぐらいで、この後、中学3年生で75キロまで行きました」と具体的な数字を公表した。思春期の“最高時”だった画像がなかったことについて、英樹は「75キロぐらいの写真は一切、撮らしてくれませんでした。このころの写真は一切ない」といい、真麻は「撮っとけばね、出せたのに」と悔やんでいた。英樹はカメラを向けると「怒られてました」と話した。

真麻は「小学校ぐらいまではあまり太ってるとかいう感覚がなかったんですよ。中2ぐらいのときに“チビT(シャツ)”っていうのがはやって、気づいたら『私、全部チビTじゃん。ゆったりめのTシャツもチビTなんだけど』みたいな感じで。クラスの周りの子も、私より2回りぐらい細い、『私って太ってるんだ』みたいな。“目覚め”が中2できました」と告白した。

英樹は「気が付いたら私のズボンが入らなくなった」と言うと、真麻は「ウエスト95センチまでいったんですよ、指輪が21号」と打ち明け、笑いが起こった。体への影響を聞かれた真麻は「さすがに中学3年生の健康診断で、お医者さまに『痩せてください』って言われて、そこからダイエットを始めました」と明かした。インターネットもない時代ゆえに、痩せるとうわさがあったカロリーメイトを食べたが、効果はなかったとした。当時について、英樹は「ラーメンを頼むと、(真麻は)上に乗ってるねぎと(麺を)2、3本食べて終わりなんですよ」と極端な減量作戦だったとした。

高橋英樹の娘と伝えていなかったというフジテレビに入社。「入って見たら、みんなから『コネだ』『七光りだ』って言われて。今だったら、フジテレビの女子アナにしたら顔がトリッキーだし、コネって思われてもしょうがないなとか(思う)。でも、『コネじゃなくて忖度(そんたく)です』と言えるんですけど」と嫌な思いをしたとした上で、「2ちゃんねる(当時)とか、紙媒体でたたかれて『ブサイクだ』ってやられて」とダメージを受けたとした。

英樹は「2ちゃんねるなんか見るのやめりゃあいいのに、毎日のようにそれ見て、落ち込んでるという」と振り返り、「その頃は痩せましたよ。ダイエットしないのに痩せてました」とストレスもあって娘の体重が減ったと説明。

真麻は「それこそ37キロまで落ちて。だから、『人って半分になれるんだ』って思いました」とピーク時の75キロからの半減について表現した。ストレスだけで落ちたわけではないという。真麻は「闇の部分があって」というと、「例えばイベント会場に女子アナで出て行ったりとかするときに、ほかの人たちは『かわいい』とか『きれい』とか言われるんです。でも私は、そんなこと言われないんですけど、すっごい細いと出て行ったら『細~い』って。それが自分の中で快感になっちゃって。『細~い』って言われるのが、『ほめられてる』みたいな感じになっちゃって、余計ものが食べられなくなっちゃった」と続けた。

石田は「(体重増と同様に)ほめられると行き切るんですね」と仰天。笑いの中、英樹は「ほめたら食べる、ほめたら痩せる」と嘆き、「(痩せた)そのとき、一番心配しましたね」と明かした。ENCOUNT編集部

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