楽天 痛恨2連敗で交流戦初Vは最終戦へ持ち越し 猛追も1点差及ばず ソフトバンクと一騎打ち

 6回、広島に追加点を奪われ、マウンドの古謝(左から2人目)の元に集まる楽天ナイン(撮影・佐藤厚)

 「楽天3-4広島」(15日、楽天モバイルパーク)

 楽天は接戦を落とし交流戦初の連敗&カード負け越し。球団史上初の交流戦優勝は、明日16日の最終戦へ持ち越しとなった。

 ルーキーが踏ん張れなかった。先発の古謝は二回に連続適時打で先制を許す。その後好投を続けていたが、六回にも連続適時打を浴び、6回4失点でマウンドを降りた。

 打線は序盤にチャンスを逃す。二、三回と続けて得点圏に走者を置いたが、決め手を欠いた。4点を追う七回にチーム19イニングぶりの得点となる太田の2点適時三塁打、小深田の犠飛で1点差に詰め寄ったが、追いつくことはできなかった。

 このカード2勝以上で交流戦優勝だったが、セ・リーグ首位相手に痛恨の連敗。ナイターで行われるソフトバンクの結果次第で、16日の優勝条件が変わってくる。

 デーゲーム終了時点で楽天は12勝5敗で、ソフトバンクは11勝5敗となった。

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