伊藤環境相との懇談で水俣病被害者団体側の発言を制止した「マイクオフ問題」をめぐり、出席した８団体のうち６団体は７月８日に改めて懇談することで環境省と合意したことを明らかにしました。
この問題は５月１日に水俣市で開かれた環境相と水俣病被害者団体との懇談の席で、環境省の職員が発言時間の『３分』を超えた団体側のマイクをオフにして発言を制止したものです。
懇談に出席した６団体でつくる水俣病被害者・支援者連絡会は７月８日に伊藤大臣と改めて懇談することで環境省と合意したということです。
連絡会は患者宅への訪問や百間排水口などの現場視察、各団体との個別懇談などを求めていて、今後、詳細なスケジュールを詰めるとしています。
なお、懇談に出席した残りの２団体については７月１０日と１１日に再懇談を行うことで調整を続けています。
