演歌歌手の吉幾三（７１）が１３日、自身のユーチューブチャンネルを更新。調査研究広報滞在費（旧文書通信交通滞在費）の改革に関連し国会議員に喝を入れた。
旧文通費は国会議員に月１００万円支給される公費。使途公開の必要がないほか、税金もかからない。
吉は旧文通費にうんざりだ。「通信交通費とかそういう非課税のやつをなくせよ。はっきりすればいいだろじゃなくてなくせ。国会議員としての特権な。特権使えるから乱暴な奴がいるんだよ」。
〝乱暴なヤツ〟と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、度重なるパワハラを告発された長谷川岳参院議員。吉はユーチューブで同議員の行為を真っ先に取り上げたことで知られる。
吉は「給料だけでやっていけねえのかって話でさ、１人月１００万だよ。何人いる参議院、衆議院。そういうお金があるんだったら、なんでもっとおじいちゃんおばあちゃまんにお金あげないの。いつも言ってるだろ５万６万じゃ飯食えないだろって」と高齢者への支援が足りていないと主張した。
旧文通費については、日本維新の会が改正を求め、その時期をめぐり国会が紛糾している。吉は「お前たちは月々非課税で金もらって、何に使ってるかもわからねえ、書かなくてもいい、これからちゃんとします、そんな話してんじゃねえ。今食えない人もいるってことを肝に銘じとけバカタレが！」と一喝。
最後まで「ことことことことしてんじゃねえ！ とっとと決めろ決めることは。いい加減にしろほんとに。ふざけたことやってんじゃねえぞ！」と不満をあらわにしていた。
