超絶美人三毛猫さま! 飼い主をメロメロにする甘えん坊っぷり

飼い主だけに懐いている猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.242
猫さまの話をもっと聞かせて!
キッシーさまは1歳の女性猫さま。




<キッシーさまが語ります>
私の住まいはポジティブな気持ちに満ちた大きな家です。抱っこを求めたり、相棒(我が家の2匹目の黒猫)を困らせたり、遊んだり、いたずらしたりして毎日を過ごしています。



食事は『Hill’s』または『Tonivet』ブランドのカリカリです。あまり欲張りではないほうですが、時々特別にチキンパテをいただきます。



お気に入りの場所は、窓の隣にある猫の木です。そこに登ってリラックスしたり、外にいる人々を観察したりするのが大好きです。そしてネズミのぬいぐるみがお気に入りです。性格がシャイと言われるのはきっと抱っこの時しがみつくからですね。


<飼い主から見たキッシーさまとは>

キッシーとの出会いは美しい話です…。私の最初の猫バロウは、7年間私のそばにいた後に亡くなりました。両親と私と一緒に成長したバロウが8か月前に息絶えてしまったのです。私は打ちのめされました。



キッシーが彼女の母親と兄弟姉妹とさまよっているのが発見された、というニュースを聞きました。彼女はまだとても小さく、彼女の人生はすでにひどいものとして始まっていました。幸運なことに、彼女は養子に出されるために里親家族に引き取られました。そこで私は初めて彼女に会いました。キッシーは永遠の家族を探していて、彼女のほうが私を見つけてくれたと感じました。その時から、キッシーは私の子どものようなものです。



スイートスポットは、前脚にある2つの小さな斑点と、目が合ったときに優しく瞬く彼女の小さな目です。



私たちの共通点はふたりとも内気なところ。すべての人を信頼しているわけではありませんが、誰かを愛するときは、心からその人を愛します。キッシーは私のことをとても気に入っていると思います。家の中で私の近くにしか来ないので、私がいることに満足していると思います。



彼女はシャワー室から出てもどこでも私を追ってきます。キッシーがいれば毎日が楽しいんです。時にはたかぶった私を落ち着かせ、別世界へと連れ出してくれます。



キッシーは私が辛抱強くなれるように助けてくれて、持ち前のキラキラアイを光らせて笑わせてくれます。まだ私たちの関係は時間が浅いですが、彼女はすでに私の大きな一部になっているのです。


ーー初めての猫さまと子どもの時から一緒に成長して大人になった飼い主は、別れは相当辛かったことでしょう。たまたまキッシーさまと出会うと心が晴れていくような感覚だったそうです。大人になってから飼う猫さまは責任をもって育てるという気迫がありました。


著者情報
松永学
猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!

© マガジンハウス