30歳誕生日の阪神・木浪にアクシデント ヘルナンデスの豪速球が背中直撃で途中交代 「喝入れてくれたんで逆にありがたいです」

 9回、死球を受ける木浪(撮影・山口登)

 「ソフトバンク6-2阪神」(15日、みずほペイペイドーム)

 阪神・木浪がアクシデントに見舞われた。九回先頭で打席に入ったが、左腕・ヘルナンデスの豪速球が背中に直撃。あまりの痛みに呼吸ができなかったのだろうか、しばらく起き上がることができず、三塁側ベンチからはトレーナーが大急ぎで駆けつけた。

 しばしののち、木浪は自力で起き上がり、岡田監督が代走を告げると、自分の足で三塁側ベンチに戻った。幸い大事には至っていない模様ではあった。

 木浪は試合後、「問題なし。問題なし。本当にそんな取り上げるほどでもない全然大丈夫です」と軽傷を強調。30歳のバースデーに痛すぎる死球となったが、「喝入れてくれたんで、逆にありがたいです」と連敗にうつむかず、3戦目でのリベンジを誓った。

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