田丸辰が韓国強豪を35秒KO! 「自分が負けるところが想像つかない」

 ジョン・ヒョヌを秒殺し笑顔の田丸辰

 「キックボクシング・RISE」(15日、エディオンアリーナ大阪)

 ビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2014 OSAKA」が行われ、昨年の54キロ世界トーナメントを制した田丸辰(とき=22)=トライハード=がジョン・ヒョヌ(24)=韓国=を1回35秒でKOした。三日月蹴りからの膝蹴りで秒殺し「こんなに早く倒せるとは」と自分でも驚いていた。

 3月のビッグマッチ「エルドラド」では、メインでRISE世界バンタム級王者・志朗(30)=ビーウェルキックボクシング=との頂上対決に臨んだが、1ラウンドに偶然のバッティングで志朗の鼻骨が折れて無効試合になり「モヤモヤする気持ちで終わった」。

 田丸は「もう一回白黒つけたいんで、9月にメインでやりましょう」と、9.8横浜BUNTAI大会での再戦を要求。

 「負けるわけないですもん。調子よすぎるというか、自分が負けるところが想像つかない。もっともっと駆け上がって、(自分を)本物のRISEの顔にしたいと思っている」と、絶好調ぶりをアピールした。

 伊藤隆・RISE代表も「6月30日の志朗の試合結果を踏まえて、9月のBUNTAIでやりたい」と、決着戦を認める構えだった。

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