京都が札幌との直接対決を制す! 8試合ぶり白星で降格圏脱出に一歩前進

2024明治安田J1リーグ第18節が15日に行われ、京都サンガF.C.と北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

勝ち点「11」で並ぶ19位京都と最下位札幌が直接対決。試合の均衡が破れたのは18分、京都が先制に成功する。スルーパスに抜け出した福田心之助が右サイドから低く速いクロスを供給。ゴール前の松田天馬が合わせて押し込んだ。

さらに20分、京都が追加点を奪う。松田が敵陣ペナルティエリア内でプレッシャーをかけて相手のコントロールミスを誘い、最後はこぼれ球を拾った豊川雄太がゴールに突き刺した。

前半終盤には札幌がペナルティエリア内でのファウルを訴え、主審によるオンフィールドレビューが行われたが、京都の反則はなく札幌にPKは与えられなかった。京都は2点リードで折り返す。

京都は58分、左コーナーキックにボックス中央の鈴木義宜が頭で合わせてゴールネットを揺らす。3点目かと思われたが、主審のオンフィールドレビューにより、競り合いの中で鈴木のファウルがあったとして、得点は取り消された。

札幌も何度か得点に近づく場面は生み出したものの、最後までゴールが遠く、“シックスポインター・マッチ”で手痛い完封負けを喫した。京都は8試合ぶり白星、札幌は4連敗となった。次節、京都は22日に敵地でサガン鳥栖と、札幌は23日にホームで横浜F・マリノスと対戦する。

【スコア】
京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
1-0 18分 松田天馬(京都)
2-0 20分 豊川雄太(京都)

【ゴール動画】京都、松田天馬の活躍で前半に2得点奪取!

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