阪神に勝利し、観客にあいさつする小久保監督(撮影・穴井友梨)
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク6―2阪神(15日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが阪神に快勝し、交流戦首位タイに浮上した。試合後、小久保監督の主な一問一答は以下の通り。
―ビーズリーから初回に近藤が一発を放った。
「普段あんまりね、初回にバントしないんですけど、いい投手なので。そんなに点が取れない中で栗原に送らせて。山川は倒れたんですけど、近藤がさすがの一発で。あれで試合を有利に運ぶことができましたね」
―右手を負傷している中。
「状態は悪くなっていないという中での出場の判断なんでね。悪くなっては困るんですけど。日に日にスイングの力強さも増しているかなという感じはするんですけど。とにかく明日までしたら少し休めますんでね。なんとか明日まで頑張ってもらいたいですね」
―笹川がプロ初アーチ。
「皆さんが柳田2世みたいなことばっかり言って、明日もそういう記事になるんでしょうけど。でも、ポテンシャル、持っている素材はいいものを持っていますね」
―若い戦力が活躍。
「それは主力がしっかりしているからこそ、彼らがのびのびとできているんで。彼らを中軸に置いたら活躍できるかっていったら、活躍できないんで。それはもちろん打線の中で、楽なところでプレッシャーの少ないところでできていることなので。ただ結果を残すには技術がいるので。技術が上がってきている証拠だと思います」
―東浜は6回1失点。
「まあもう1イニングと思ったんですけど、6回は点の取られ方と、少し球が落ちたかなという判断で。今日はうしろは勝ちパターンの投手がいなかったんですけど。違う継投でいきました」
―交流戦優勝の可能性も高まった。
「ていうか、どうやったら優勝か知らないので。まあ、よく分からないんですけど。他力だと思っていたんですけど。あとからコーチ陣に聞いてみます」
―明日へ。
「明日は才木なんでね。もっと点が取れない展開だと思いますんで。こっちの投手は石川で。いろんなところを任せている投手なんですけど。明日は先発としていい働きを期待しています」
―主力と若手が躍動。
「(笹川)吉康の一発は大きかったですよ。展開的にはね。あそこにあれだけの特大本塁打を打てる能力、もちろん(相手投手は)どういう打者か分からないというところですけど。あそこまで飛ばせる能力があるって言うのは魅力ですよね」
―柳田ほうふつとさせる。
「本当に、まあずっと置いておかないんですけど、置いておきたくなる感じはしますね。置いておきませんけど」
―2試合連続スタメン。
「打てなくても今日はスタメンだったので。経験値を上げると言うところですね」
―スイングスピードや打球速度は進化中。
「トップクラスじゃないですか。今でも。ホークスのトップではないですけど、山川がいるんで。山川、柳田の後くらいじゃないですか。同じくらいじゃないですか、今日のセカンドゴロとかも。そのくらいの能力はありますよ」
―近藤は落ちる球捉えた。
「本当はまだ手が完全ではないんでしょうけど、フリー(打撃)は片手しかしていないんですけど、振っている感じでいくと日に日に強く振れている感じはしたんで。初回は山川の凡退の後だっただけに、大きかったですね。最低1点取れる感じのところがゼロで終わるのと、それが3点入ったんでね。今日は本当に有利に進められましたね」
―2、3番の働きで。
「そうですね。あとは(周東)佑京が出ると点が入るなって感じですね」
―周東の途中交代はコンディション考えた。
「そうですね、年間通してちょっと考えているんで。2イニング休ませたからってどうかって言う問題もあるんですけど。初めて5連戦で続けているので、ケアしながらいこうと思います」