【ソフトバンク】王球団会長 笹川吉康128m弾のプロ1号で猛ハッパ「2本目が楽しみだね!」

5回に豪快な1号ソロを放ったソフトバンク・笹川吉康

パ・リーグ首位のソフトバンクは15日の阪神戦(みずほペイペイ)に6―2で快勝し、貯金を今季最多の23とした。パ2位の日本ハムとのゲーム差は今季最大の9。交流戦12球団最多9度目の制覇は、16日の最終戦の結果次第となった。

初回に近藤の9号3ランで幸先よく先制。5回には、高卒4年目の大砲候補・笹川吉康外野手(22)にうれしいプロ初本塁打が生まれるなど3点を加点した。先発・東浜が6回1失点の力投で先月5日以来となる3勝目。投打がかみ合って、5カード連続の勝ち越しを決めた。

試合後、笹川が放ったNPB上位クラスの打球速度176キロ、飛距離128メールの豪快弾を見届けた王会長は「飛距離も十分だった。2本目が楽しみだね!」と激賞ののち、期待の裏返しとも言える猛ハッパをかけた。「ギータ2世」と期待をかけられる22歳が、文字通りチームに勢いをもたらしている。

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