【若松ボート】酒見峻介は機力アップに貪欲「僕は欲張りなので。出足も回り足も欲しい」

酒見峻介

ボートレース若松の「中間市行橋市競艇組合施行55周年記念競走~行橋市制70周年記念協創~」は15日、予選の2日目を行った。

酒見峻介(38=佐賀)はこの日の2走1、4着。前半5Rでは、4コースからコンマ11のSを放つと、スリット後伸ばして一気に内をのみ込んだ。真骨頂ともいえるまくり一撃での白星に「全速のSを行った。伸びはだいぶ良くなってきた」と話し、持ち味を十分生かせる足に近づいている。

一方で「まだ納得のいく仕上がりにはなっていない。ターンは向くのが遅いしトルク感がないので、競ると良くなさそう。大村の時はそこも良かった」と、高いレベルまで機力を引き上げていた前走の大村と比較して不満げ。「この足を維持しながら、トルク感をつけていきたい。僕は欲張りなので。出足も回り足も欲しい」と貪欲にパワーアップを狙う。

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