体操・岡慎之助「少しでも多くの金メダルを持って帰る」 鎌倉市内で練習公開、市民と交流

 鉄棒の演技を披露する岡慎之助(撮影・園田高夫)

 体操男子でパリ五輪に出場する岡慎之助(20)=徳洲会=が15日、鎌倉市内で練習を公開し、69人の鎌倉市民との交流会も行った。華麗な演技を披露し、「少しでも多くの金メダルを持って帰る」と宣言した。

 5月のNHK杯で初優勝して五輪切符を獲得。春先から痛めていた腰の状態は回復傾向にあり、「やっと力が出せる状態」とうなずいた。個人総合2連覇を目指すエースの橋本大輝(セントラルスポーツ)にも「自分が勝ちます」と頼もしく宣言した。

 同じくパリ五輪代表の杉野正尭(徳洲会)も練習を公開。練習場に導入された五輪仕様のフランス製の鉄棒でF難度の大技「ペガン」を決めるなど、好調だった。初の五輪へ「だいぶいい準備ができている」と自信をみなぎらせていた。

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