「父の日」は家族でお魚を 那覇・泊漁港できょう16日までフェア 沖縄

マグロの模擬競りで手を上げる参加者ら=15日、那覇市港町の泊漁港内

 16日は父の日。県内各地で関連したイベントなどが行われる。那覇市港町の泊漁港内では「第15回父の日お魚フェア本まぐろ祭り」(主催・沖縄鮮魚卸流通協同組合、泊魚市場買受人協同組合)が15日から始まった。16日まで。新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催となり、会場は家族連れなどでにぎわった。

 解体ショーでさばかれたマグロの模擬競りなどが開かれ、会場は盛り上がった。「まぐろの絵コンクール」に入賞した若狭小学校の11人に賞状が贈られた。

 16日は、職人がマグロをさばく速さを競う対決が行われる。さばいた魚は模擬競りで即売する。他にも、イマイユの目利きを競う選手権や「お魚戦隊デーラカージャー」のステージショーもある。

 沖縄鮮魚卸流通協同組合の當山清範理事長は「沖縄の新鮮で豊富な魚介類をたくさん知ってもらい、家庭で毎日食べる機会になればうれしい」と話した。

(中村優希)

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