闘莉王氏、日本の1トップ上田綺世にC・ロナウド級の〝超絶プレー〟を要求

田中マルクス闘莉王氏

元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(43)が森保ジャパンの〝エース〟に超ハイレベルを要求した。

自身のユーチューブチャンネル「闘莉王TV」を更新し、森保ジャパンが5―0で圧勝したW杯アジア2次予選シリア戦(11日、広島)を振り返った。同氏はかねて気にかけている1トップのFW上田綺世(フェイエノールト)について「徐々に良くなっている。もらい方、センタリングに対する入り方…。ポストプレーはもう少しほしい」と評価した。

その上で対戦相手が格下だったことから「レアル(マドリード)時代の(クリスチアーノ)ロナウド(現アルナスル)とか、DF2人の間を抜けて最後はGKをかわしてシュートを打つ。あれくらいのレベルの相手ならやってほしい」と世界屈指のスーパーストライカーと同レベルのパフォーマンスを要求した。

闘莉王氏は「細かいところが良くなれば、日本のセンターフォーワードと言えば〝上田〟と言えるくらいになってくるのかな」と指摘し「少しずつ良くなっている。最近は動き出して、もらいたいというときに、ボールが出てくる。回りの信頼が少し良くなっている感じ」と語っていた。

ただ「正直(日本の)FWのレベルは低すぎるのは間違いない。低レベルの戦いで上田が頭一つ出ているかな」と厳しい意見も訴えていた。

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