J1掴み合いの乱闘未遂→オンフィールドレビューで両者警告に反響「両成敗は妥当」「なんで?」

長谷川竜也と宮本優太の接触シーンに注目【写真:徳原隆元】

札幌MF長谷川と京都DF宮本が小競り合い

北海道コンサドーレ札幌は、6月15日に行われたJ1リーグ第18節京都サンガF.C.戦で0-2と敗れた。後半アディショナルタイムに、札幌のMF長谷川竜也と京都DF宮本優太が掴み合いの小競り合いを起こし、オンフィールドレビューの結果、両者にイエローカードが出されたシーンに注目が集まっている。

試合は前半18分、京都が右サイドの崩しからDF福田心之助がゴール前にクロスボールを供給。FW原大智がニアサイドへ囮の動きを見せると、ファーサイドからMF松田天馬が入り込み、ダイレクトでゴールネットを揺らした。

直後の前半20分、札幌は自陣からポゼッションを試みたなかでDF馬場晴也に対して松田がタックル。こぼれたボールをMF豊川雄太が拾いゴールから至近距離でシュートを放ち、追加点を奪った。

後半に入ると、札幌はMF近藤友喜が右サイドからチャンスを演出するもゴールを奪えず、京都が2-0で逃げ切った。

そのなかで、後半44分に札幌の長谷川と京都の宮本がサイドで掴み合いとなり、最後は長谷川が宮本を倒す形となった。宮本は顔を押さえてピッチに倒れ込み、しばらくプレーが流れたあとに荒木友輔主審はプレーを止めた。

オンフィールドレビューの結果、荒木主審は判定を変更し、長谷川と宮本にそれぞれイエローカードを提示した。SNS上では、「宮本vs長谷川の両成敗は妥当」「最初は長谷川ヒジ入れとる」「宮本にもイエロー出たのなんで?ではあるが」「そのあと、宮本から長谷川に握手しに行ったその姿勢に彼の良さが見える」とさまざまな声が上がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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