大矢氏「先発としてはそんなに信用されてないので…」 久々の勝ち星を挙げたグリフィンを解説陣はどう評価?

◆ 「今年1番って言っていいぐらいのデキ」

巨人が日本ハムに完勝。連敗を6でストップさせた勢いそのままに、北の大地で連勝を遂げた。日本ハムの金村尚真と、巨人のフォスター・グリフィンの両先発が一歩も引かぬ投手戦となったこの日のゲームは、9回に岡本和真に値千金の2ランホームランで決着した。

15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、あと一人で完封の快投を披露したグリフィンに注目した。

解説者の谷沢健一氏は「久しぶりに好投して今日、2勝目あげました。非常に低めを丁寧に投げて0で抑えました。そういう中で満塁のチャンスもあったんだけども、援護点がなかなか取れなくてね。やっと終盤になって岡本の一発が出た」と我慢強く投げ続けた点を評価。

またもうひとり、解説として出演した大矢明彦氏は「もう今年1番って言っていいぐらいのデキですよね」と第一声。続けて「相手もいいピッチングしたんで、やっぱちそういう効果ってあるんですよね。相手がいいと俺も負けないっぞていうね」と金村との根比べも良い投球につながったと分析した。だた「グリフィンの場合はジャイアンツの中で、まだ先発としてはそんなに信用されてないのでね。今日これだけのピッチングして、この先、次がどうかなっていうのがちょっと心配で、気になります」と今後についてはまだ不安ものこると解説した。

来日最長のイニングを投げ、開幕カード以来の勝ち星を手にした助っ人左腕。次回は大矢氏の不安を払拭できるようなピッチングを披露できるのかにも、注目していきたい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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