エンゼルスがジャイアンツに逆転勝ち オホッピーが特大同点弾放つ

【エンゼルス4-3ジャイアンツ】@オラクル・パーク

日本時間6月16日、エンゼルスがジャイアンツに敵地で連勝して、シリーズ勝ち越しを決めた。エンゼルスは5回までで1対3とビハインドの厳しい展開に。しかし、6回に5番ローガン・オホッピーが特大の9号2ラン、7回に2番ルイス・レンヒーフォのタイムリーが飛び出し、4対3と逆転。そのまま逃げ切って勝利した。無失点リレーを見せたエンゼルスブルペンは、2番手マット・ムーアが今季3勝目(2敗)。ジャイアンツは2番手ライアン・ウォーカーに3敗目(4勝)が付いた。

エンゼルスは、初回にジャイアンツの2番エリオット・ラモスに8号2ランを被弾。今季絶好調のラモスに打たれ、幸先の悪い立ち上がりとなった。2回に7番ミッキー・モニアックの3号ソロで1点を返したが、5回にも再びラモスのタイムリー二塁打でジャイアンツは2点差を維持。エンゼルス先発パトリック・サンドバルは5回3失点でマウンドを降りた。

しかし、6回に好投していたジャイアンツ先発キートン・ウィンから、オホッピーが特大の2ランを放って同点に。7回にも1番ノーラン・シャニュエルが四球で出塁、さらに盗塁でチャンスを拡大すると、レンヒーフォの放った小フライがセンター前に落ちるタイムリーとなった。前日は大量リードから詰め寄られたエンゼルスブルペンだったが、今日は接戦で完璧なリレー。2番手ムーアから、ハンター・ストリックランド、ルイス・ガルシアがつなぎ、最後は守護神カルロス・エステベスが締めた。

エンゼルスは6月上旬のパドレス3連戦以来、2カードぶりのシリーズ勝ち越し。今季は既にプレーオフ進出は難しい状況だが、オホッピーやシャニュエルら若手は着々と経験を積んでいる。

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