男性重傷、犬の散歩中に…朝6時の路上、車にはねられる そのまま救護せず去った運転手を逮捕、会社員の26歳「何かにぶつかったが、人だと思わなかった」

重傷ひき逃げ、容疑の会社員を逮捕

 埼玉県桶川市で5月、男性が車にひき逃げされ重傷を負った事件で、上尾署は14日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、北本市二ツ家4丁目、会社員の男(26)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月18日午前6時5分ごろ、桶川市小針領家の市道でワゴン車を運転中、歩いていた同市内の会社員男性(47)をはねて頭などに重傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。

 同署によると、男性は犬の散歩中にはねられた。防犯カメラの映像などから犯行を特定。男は「何かにぶつかったが、人だとは思わなかった」などと容疑を一部否認しているという。

© 株式会社埼玉新聞社