岩手県勢2校、ベスト4 あす準決勝、第71回春季東北高校野球

秋田商-花巻東 1回裏花巻東1死三塁、古城の三ゴロの間に先制打を放った三走藤原凜(右)が生還。2-0とし、ベンチに迎えられる=石巻

 第71回春季東北地区高校野球大会第2日は15日、宮城県の石巻市民球場などで準々決勝4試合が行われ、県勢は第1代表の花巻東が秋田商(秋田第2)を8-4で下し、8年ぶりに4強入りした。第2代表の盛岡大付はノースアジア大明桜(秋田第1)を8-1で退け、11年ぶりのベスト4となった。

 花巻東は初回に1死三塁から藤原凜人(3年)の左越え適時三塁打で先制すると、その後もそつのない攻撃で着実に得点を重ねた。

 盛岡大付は先発の柴田莉羽世(りうせ)(同)が6回無失点と好投。3-1の九回に5得点と打線がつながった。

 16日の休養日を挟み、17日の準決勝は岩手県勢と青森県勢の対戦となった。花巻東は青森山田(青森第2)、盛岡大付は弘前学院聖愛(青森第1)と戦う。

© 株式会社岩手日報社