「花咲舞」最終回、半沢だけじゃない 第1話で即退場のクセ者俳優がまさかの改心

今田美桜

 日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」は15日、最終回を迎えた。ラストは話題となった劇団ひとりの半沢直樹も再登場したが、もう1人、意外な人物が花咲ら臨店班を助け、ネットも驚きの声が上がった。

 最終回となった「花咲舞が-」では、臨店班と、昇仙峡(菊地凛子)が組み、紀本平八(要潤)と財務大臣の石垣(大和田伸也)が関与しているインサイダー取引について証拠を集め出す。合併先の産業中央銀行も出席する調査委員会で、この銀行の闇をなんとか暴こうとする舞(今田美桜)だったが、紀本の息が掛かった行員たちはことごとく証言を拒む。

 舞は最後の頼みの綱として、かつて臨店班が不正を暴いた藤枝(迫田孝也)へ証言を頼みに行くも、もちろん断られる。すると舞は「なんのために働いてるんですか?」と思いをぶつけてしまう。

 そして始まった調査委員会。昇仙峡が頼み、証言するといっていた吉原(平山祐介)が寝返り、自分の独断でやったと言い出す。万事休すと思われたが、ここで藤枝が臨店班の部屋にやってきて、証拠を手渡していく。そこには紀本の指示がかかれたLINE(ライン)の画面が残されていた…。

 藤枝は今回のドラマの第1話で羽田支店の支店長として登場。取引先に不正に融資をし、裏金を受け取っていたという、悪徳支店長だったが、舞や、部下たちから証拠を突きつけられ、左遷させられていた。

 これまでも数々のドラマでクセモノを演じていた迫田が1話目で登場→即退場となったことに、ネットでは「これで終わり?」「また出てくるのでは?」などの声が上がっていたが、やはり最終回に迫田演じる藤枝が登場。しかも、ヒロインたちを救うという、善のキャラクターだったことにネットはビックリ。「迫田さん、最終回で良い人になってよかった」「迫田さんが良い人の役だと?」「終盤最重要男の迫田さんがまた活躍しました」「迫田さん、たまには良い役もあるのね」「迫田が更生されてた」「あの迫田が味方につくとは」などの声が上がっていた。

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