山本由伸、試合前からあった“違和感” 検査へ…2回降板も「感覚が悪いわけではない」

試合後の取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

本拠地・ロイヤルズ戦に先発も…2回で降板し7勝目ならず

■ロイヤルズ 7ー2 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)

ドジャースの山本由伸投手は15日(日本時間16日)、本拠地・ロイヤルズ戦に先発したが、「右上腕三頭筋の張り」で2回1安打無失点で降板した。球数はわずか28球で、7勝目はお預け。試合後「投げている中で張りが強くなった」と話した。

初回は2死から四球を与えたが、続くベラスケスを三ゴロに抑えた。2回2死一塁、ブランコを空振り三振に仕留めた。しかし、ベンチに戻った後に首脳陣と話し合い、急遽降板した。

この日は最速95.9マイル(約154.3キロ)。前回7日(同8日)の敵地・ヤンキース戦では最速98.4マイル(約158.3キロ)を記録したフォーシームも走っていなかった。28球のうちストライク14球と制球もいつもの安定感はなかった。

5月20日(同21日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦から4試合連続で100球を超えていた。当初の登板予定から2日先延ばしし、中7日を空けての登板だったが、試合前から多少の違和感はあったという。「少し気になりながらの登板だったので投げていく中で少しずつ張りが強くなっていることは分かったので、早めにコーチに言って交代してもらいました」と経緯を説明した。

今後については「検査をすると思う」と明かした。一方で、「そんなに凄く感覚が悪いわけではないので」と軽傷を強調。負傷者リスト(IL)入りや今後の登板については「どんな感じかわからないですけど、感覚的にはそんな長くなるような感覚ではない」と話した。(Full-Count編集部)

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