暑~い青森県内、揺れる景色 平川市碇ケ関32.7度、三戸町は30.3度

強い日光に路面があぶられ、「逃げ水現象」が起こった幹線道路=15日午後、弘前市高田1丁目(写真は一部加工しています)

 15日の青森県内は、高気圧の影響で日中は多くの地域が晴れ、気温も上昇した。平川市碇ケ関では最高気温32.7度、三戸町では30.3度を記録。23観測地点中、この2カ所が30度以上の真夏日となったほか、12カ所が25度以上の夏日となる暑さに見舞われた。

 青森地方気象台によると、各地の最高気温は弘前29.5度、鯵ケ沢29.0度、深浦28.2度、五所川原27.8度、黒石27.3度、八戸24.9度、青森24.6度など。平川市碇ケ関と深浦、25.7度の青森市酸ケ湯は今年の最高気温となった。

 あと一歩で真夏日という暑さに包まれた弘前市の郊外では、幹線道路の路面が強い日光にあぶられてかげろうが立ち、遠くに水があるように見える「逃げ水現象」が起こっていた。

 同気象台によると、16日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨となり、雷を伴う所がある見込み。各地の予想最高気温は弘前30度、八戸28度、青森とむつ、深浦26度。

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