日本帰国噂の古橋亨梧、来季のセルティック“理想スタメン”でまさかの選外!「キョウゴは決定率が14%のみ」

セルティックは3連覇を達成した。ただ、ブレンダン・ロジャーズ体制の1年目は、アンジェ・ポステコグルー監督が率いたそれまでの2シーズンほどの支配ぶりではなかっただろう。

その影響は古橋亨梧にも及んだ。ポステコグルーの下でゴールを量産したが、ロジャーズの就任でチームのスタイルが変わったこともあってか、リーグ戦で14得点だった。公式戦19得点は堂々の数字であり、大一番での活躍は評価されている。だが、立場が変わったとの指摘は後を絶たない。

『FootballFanCast』は6月15日、セルティックの2024-25シーズンの「夢のスタメン」と題し、ロジャーズ体制2年目のレギュラー候補を紹介した。旗手怜央と前田大然が名を連ねたのに対し、古橋はまさかの選外となっている。

フィジカルの問題で2023-24シーズンに苦しんだ旗手について、同メディアは「クラブと代表で40試合を欠場したが、前年はセルティックでクオリティを示している」と報じた。

「26歳のマエストロはポステコグルーのラストシーズンにリーグ戦32試合で6得点・8アシスト。日本代表は当時の調子に戻るためにケガのないシーズンとなることを願っているだろう」

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また、前田については、「監督が仕事ぶりをいかに評価しているかを考えれば、マエダはメンバー入りするかもしれない」と、指揮官からの信頼が厚いと伝えている。

「保持時・非保持時の双方における卓越した仕事ぶりから、監督は彼がいれば選手2人分のようと評した」

一方、CFのポジションには、シーズン後半戦でレンタル加入したアダム・アイダを選出。買い取りが必要だが、古橋以上の決定力を評価した。

「アイダは決定率が27%、一方でキョウゴは14%のみ。ゴール前での決定力から、完全移籍が実現すれば、前線をけん引する夢の補強となるかもしれない」

現状や年齢もあってか、この夏は日本帰国の噂も出回った古橋。サポーターから愛される日本人ストライカーは、新シーズンもセルティックのエースとして活躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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