「ソンとクボのデュオ誕生が見えてきた」トッテナムの久保獲得で“日韓スター”の共闘実現に韓国メディアが期待!「失望させた右サイドの競争に火がつく」

レアル・ソシエダの久保建英は、プレミアリーグの強豪トッテナムからの関心が取り沙汰されている。

周知の通り、スパーズを率いるのは、元横浜F・マリノスの指揮官で、セルティックでも日本人選手を重用したアンジェ・ポステコグルー監督だ。すでに5000万ユーロ(約85億円)のオファーを出したとの報道もある。

そんななか、韓国のメディアはトッテナムの主将を務める同国のスター、ソン・フンミンと久保の共闘に期待を膨らませているようだ。

『Xpors News』は「ソンとクボのデュオの誕生がますます見えてきた。トッテナムが契約解除金に近い第1オファーはすでに拒否」と題した記事を掲載。「トッテナムで、日韓両国を代表するスターたちが同じ釜の飯を食う可能性が生じた」と伝えている。

「スペインメディアのムンド・デポルティボが15日、トッテナムがクボの獲得に非常に関心を持ち、すでに最初のオファーをしたと伝えた。トッテナムはクボに設定された契約解除金6000万ユーロ(約102億円)に近い5000万ユーロでオファーをしたが、ソシエダがこれを断った」

【PHOTO】華やかコスチュームでエールを送る韓国女子サポを特集!
同メディアは、「クボは右ウイングで主にプレーするため、昨シーズンに失望させたトッテナムの右サイドの攻撃を強化する適切な選択肢になりうる」と主張。左サイドとトップでプレーし、17ゴール・10アシストをマークしたソン・フンミン以外の攻撃陣が振るわなかったと指摘した。

そのうえで、「デヤン・クルセフスキは以前のシーズンに比べて残念な活躍で不十分な評価を受け、ブレナン・ジョンソンもスコアポイントに対するプレーの影響力が低い点が指摘されている。クボがトッテナムに合流した場合、右サイドのアタッカーの競争に火がつくものとみられる」と見解を示している。

果たして、日韓スターの共闘は実現するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社