「この上ない喜び」新嘗祭に奉納 献穀米のお田植式 山口県下関市

収穫を祝い、豊作を祈るための新嘗祭に奉納する米の苗を植える「お田植式」が下関市でありました。

式にはJA山口県や県、市の関係者などおよそ30人が出席し、神事が執り行われました。

お田植式は、稲の収穫を祝い、よくとしの豊作を祈って秋に開かれる、新嘗祭に奉納する米(献穀米)の苗を植えるものです。

献穀米は全国から奉納されることになっていて、県内からは下関市菊川町下岡枝の坂田謙祐さんが選ばれました。

坂田さんら代表者が26.7アールの水田に「きぬむすめ」の苗をひと株ずつ手で植えていきました。

坂田謙祐さん
「山口県で1人ということでこの上ない喜び。歴史的、伝統的行事、新嘗祭に供えるお米なので、精魂込めて、魂込めて作らないといけない」

米は10月に収穫し宮中に届けられるということです。

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