【ノア】AJスタイルズ戦控える丸藤正道 杉浦とGHCタッグ戴冠で「俺たち〝イケオジ〟だから」

GHCタッグ王座のベルトを掲げる杉浦貴(左)と丸藤正道

ノア16日の横浜BUNTAI大会で、丸藤正道(44)、杉浦貴(54)組がジャック・モリス、アンソニー・グリーン組を破りGHCタッグ王座奪取に成功した。

試合は序盤から一進一退で激しく攻防が入れ替わる展開になった。中盤には王者組の好連係に杉浦が集中砲火を浴びるなどピンチもあったが、猛攻を耐えてグリーンを五輪予選スラムで叩きつけて逆転。さらに雄たけびを上げてのラリアートから再び五輪予選スラムでぶん投げて3カウントを奪った。

新王者となった丸藤&杉浦は敵軍と握手を交わして健闘をたたえ合う。そして「俺は丸さんと巻けたことがうれしい。今のこの時代に。それが全て」(杉浦)、「全く持って同じだし。(モリスとグリーンは)ユニットという部分で違うかもしれないけど、挑戦を受けてもらって感謝しているし、これからもやり合っていける相手だと思う。防衛を続けて彼らの挑戦を受けられるようにしたい」(丸藤)と喜びつつ相手の称賛だ。

さらに丸藤は7月13日の東京・日本武道館大会でWWEのAJスタイルズとの対戦も決定した。これには「大切な〝一発目〟だと思っているし、しっかり調整して整えてAJスタイルズに勝ちたいと思います」と意気込み。最後に杉浦と視線を交わすと「俺たち〝イケオジ〟だから。自分で言うのもなんだけど」とニヤリ笑うのだった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社