中国の京広高速鉄道、全線で時速350キロ運行を実現

中国の京広高速鉄道、全線で時速350キロ運行を実現

 【新華社武漢6月16日】中国の北京市と広東省広州市を結ぶ京広高速鉄道の湖北省武漢市-広州市区間で15日、高速列車「復興号」が時速350キロで運行し、同区間が安全基準モデル路線となった。京広高速鉄道は全線で時速350キロ運行を実現した。

 同高速鉄道は、縦横各8ルートからなる中国の高速鉄道網「八縦八横」のうち、縦方向の主要路線の一つで、総延長は2298キロ。北京から河北、河南、湖北、湖南、広東各省を縦貫し、京津冀(北京・天津・河北2市1省)地区、中原(黄河中・下流域)・長江中流域の都市群、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)をつなぐ重要な幹線鉄道となっている。

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