【びわこボート・GⅢイースタンY】砂長知輝 A1昇格につなげた〝スピード仕上げ〟今節も「舟の返りが良かった」

来期はA1昇格の砂長知輝

ボートレースびわこのGⅢ「第11回イースタンヤング」は16日、幕を開けた。

砂長知輝(24=埼玉)は初日前半2Rは4着だったが、後半7Rはインからコンマ11のSを決めて先マイと白星を手にした。

「後半はペラをやって舟の返りが良かった。伸びも普通以上はあると思う。これをベースにして行けそう」と早くも29号機の仕上がりには納得だ。

これまで4期連続A2級とA1の壁は高かったが、2024年後期適用勝率は6・28で念願の初昇格を決めている。この大きな要因は今節見せている「ペラの仕上げのスピード」だ。「ここが良くなって、序盤からしっかりレースができるようになった」と手応えを口にする。

ただ、まだ満足はしていない。「準優で調整をやり過ぎて足がなくなることが多い」という課題と向き合いながら、目標のV奪取へ突き進むつもりだ。

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