トッテナムだけじゃない!久保建英にプレミア強豪4クラブが熱視線!「今夏最もエキサイティングな補強」「フォデン以上のスピード」

スペイン紙『Mundo Deportivo』は6月15日、マンチェスター・ユナイテッドやリバプールなど4クラブが久保に興味を示しており、トッテナムは5000万ユーロ(約85億円)のオファーを出したが断られたと報じている。

久保は2月にレアル・ソシエダとの契約を2029年まで延長した。6000万ユーロ(約102億円)の契約解除金が設定されているが、「彼の立場を変えるオファーは届いていない」という。

同紙は、ソシエダが6000万ユーロを求めるのは論理的とし、前所属のレアル・マドリーから獲得した際の条件により、実際に手にするのは3300万ユーロ(約56億1000万円)になると伝えた。残りの2700万ユーロ(約45億9000万円)はマドリーに渡る。

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いずれにしても、久保の評価が高いのは言うまでもない。Mundo Deportivoの報道を伝えた『THE BOOT ROOM』は、「わずか23歳で、ポテンシャルを秘めた若手だ。控えめに言って非常にエキサイティングな選手」と、日本代表アタッカーに賛辞を寄せた。

「トッテナムが獲得できれば、クボは彼らにとって今夏最もエキサイティングな補強のひとりとなるだろう。ウィンガーはとてもエキサイティングな選手である。ドリブルや相手守備に向かっていくのが好きで、スピードも彼のプレーの重要な要素だ」

THE BOOT ROOMは、『The Speeds Database』のデータで、久保のトップスピードがマンチェスター・シティのフィル・フォデンを上回っていると紹介。「欧州有数の速い選手」と称賛している。

「クボはトッテナムにとってエキサイティングな補強となる。実現すれば、トッテナムの前線は非常に面白くなるだろう」

実際に久保がトッテナムやプレミアリーグに移籍するかは分からない。ただ、その株が上昇していることは確かだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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