ドジャース・山本由伸が負傷者リスト入り 16日の試合で右上腕三頭筋の張り訴え緊急降板

◆ 山本由伸が負傷者リスト入り

現地時間16日、ロサンゼルス・ドジャースは山本由伸投手(25)が右上腕三頭筋の張りにより15日間の負傷者リストに入ることを発表した。山本は同15日のロイヤルズ戦に先発登板するも、2回28球で緊急降板となっていた。

試合前時点で今季の山本はフォーシーム平均球速95.5マイル(約153.7キロ)、スプリットは同90.1マイル(約145.0キロ)をマーク。しかしこの試合では、第1球のフォーシームで95.9マイル(約154.3キロ)を記録して以降、95マイル以上は無し。2回表、7番メレンデスへの3球目に投じたスプリットは83.9マイル(約135.0キロ)という球速だった。

山本は今季14試合目を終えて6勝2敗、防御率2.92という成績。現地時間5月20日のダイヤモンドバックス戦で今季初めて100球に到達して以降、4試合連続で投球数は100球超え。7回2安打、無失点と好投したヤンキース戦では今季最多106球、同最速の球速98.4マイル(約158.4キロ)を記録していた。

また、山本降板後に2番手として急遽登板したマイケル・グローブも広背筋の張りにより15日間の負傷者リスト入り。2投手に代わってJ.P.フェヤレイセン、マイケル・ピーターソン両投手が昇格。ピーターソンの昇格に伴い、右肩痛で5月上旬から15日間の負傷者リストに入っていたジョー・ケリーは60日間の負傷者リストに移行された。

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