ラブアース・クリーンアップ 唐津の6海岸で海を守る清掃活動

木くずやプラスチックごみなどを分別して集める参加者=唐津市の東の浜

 唐津の美しい海を守る一斉の清掃活動「ラブアース・クリーンアップ」が16日、唐津市の海岸6カ所であった。市民や企業、団体、行政などから1430人が参加し、燃えるごみ4.4トン、燃えないごみ0.7トンを拾い集めた。

 市などでつくる実行委員会(宮島清一会長)が西の浜、佐志浜、浜崎海岸などで開き31回目。虹の松原近くの東の浜では学校や職場のグループも集まり約1時間、砂浜に打ち上げられた木くずやプラスチックごみなどを集めた。

 子どもたちは時折、波と戯れて「カニがいる~」と楽しみながら汗を流した。PTA活動で毎年参加している鬼塚小からは52人が集まり、6年生の手島美空(みく)さんは「思ったよりきれいだったけど、ごみがゼロになってほしい」と話していた。(松田毅)

木くずやプラスチックごみなどを分別して集める参加者=唐津市の東の浜
木くずやプラスチックごみなどを分別して集める参加者=唐津市の東の浜

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