佐賀玉屋 中元商戦向け決起集会 十数年ぶり、従業員100人が士気高め

決起集会で「自信もって商品を勧めて」と話す山越社長=佐賀市の佐賀玉屋

 佐賀市の佐賀玉屋は12日、中元の特設コーナー開設に合わせて、従業員の決起集会を開いた。10年以上実施していなかった行事が、2月からの新たな経営体制のもとで復活。山越悠登社長ら経営陣も参加し、従業員ら100人と共に商戦に向けて士気を高めた。

 今年は赤酢や金星佐賀豚などの県産品を中心に、約940点を取り扱う。6月末までの早期受注で対象商品は1~3割程度安いという。

 新生玉屋となって約4カ月。これまで、保守的だった予算目標を高めに設定するなど、前向きに取り組み、5月の売り上げは前年を超え、予算目標も超えた。山越社長は「これからも力を合わせれば目標を達成できる。お客さまが欲しがっている物、サービスをくみ取って表現していかなければならない」と指摘し、「中元商戦は大事な節目。自信を持って存分に商品を紹介してほしい」と気合を入れた。(福本真理)

「がんばろう三唱」で士気を高める従業員ら=佐賀市の佐賀玉屋

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