「思考で強い相手にも絶対に勝てる」パリ世代の荒木遼太郎がフィニッシュの極意を明かす!「駆け引きで勝つしかない」

FC東京に所属するU-23日本代表のMF荒木遼太郎が6月17日、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。自身のプレーや今夏に行なわれるパリ五輪に向けた決意を語った。

同番組では、独自に集めたJリーグでの荒木のデータを本人に提示。そのなかで、全得点のうち半数以上が1タッチで決めている点について、22歳のアタッカーはゴール前で意識していることを明かす。

「相手の視界から一回消えるのは、常に意識しています。自分は小柄でパワーも無いので、駆け引きで勝つしかない。そこで制して、フリーで打てるように意識しています。背が小さい、体格が小さい人でも、思考で強い相手にも絶対に勝てると思う」

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また、定評のあるテクニックについては、幼少期の練習を回想する。

「足技は、ずっと練習していました。自分でダブルタッチとか足裏タッチとか、ひたすら足技をみっちり30分とかやり続けるというのは、ずっとやっていました」

パリ五輪の代表メンバーは、7月3日に発表される予定。荒木は「チームで活躍して結果を残す人が、そこへ出られる資格があると思うので、現状に満足せずに、もっともっと点を取って、チームに貢献しながらアピールできたらなと思っています」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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