ギュンドアンも「楽しかったよ」と大満足。ドイツがゴールラッシュで白星発進。指揮官は次のハンガリーを警戒「万全の準備をしてきている集団だ」【EURO】

理想的なスタートに、大満足だ。

現地6月13日にEURO2024が開幕。ホスト国のドイツはスコットランドと対戦し、5-1の完勝を収めた。

開始10分にフローリアン・ヴィルツが先制点を奪い、19分にジャマル・ムシアラが追加点を奪取。45+1分にカイ・ハバーツのPKで3点差とし、迎えた後半も68分にニクラス・フュルクルク、90+3分にエムレ・ジャンが加点。87分にオウンゴールで1失点も、試合を通じて相手を圧倒した。

現地メディア『ZEIT ONLINE』によれば、ユリアン・ナーゲルスマン監督は「前回の開幕戦がどんなものだったのかは誰もが知っている。チームに多少のプレッシャーがあるのは普通のことだ」と、0-1で敗れた3年前のフランス戦を引き合いに出し、「チームに大きな賛辞を送りたい」と、白星発進を喜んだ。

また、フュルクルクは「90分間を通して、当然の勝利だった。夏のおとぎ話への素晴らしい一歩だ」とコメントすれば、ムシアラも「これ以上ない、良いスタートを切ることができた」と胸を張る。

【動画】ムシアラ&フュルクルクの豪快弾!
キャプテンのイルカイ・ギュンドアンも、確かな手応えを口にする。

「我々は本当に良い試合をした。やりたいことを正確にやり、良い強度でプレーし、ゴールを決めた。後半はほとんどボールを保持して、それほど大きなリスクはなかった。とても楽しかったよ」

会心の勝利。指揮官は「これがベースになっていく」と話し、次に対戦するハンガリーについては「万全の準備をしてきている集団だ」と警戒を強める。

スコットランドを粉砕した勢いを持って、ドイツは連勝を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社