［ハンブルク（ドイツ） １６日 ロイター］ - サッカーのフランス代表を率いるディディエ・デシャン監督（５５）は、代表監督として通算１００勝まであと１勝に迫っている。
デシャン監督は１２年近くにわたって同国代表で指揮を執っており、これまで１５３試合で９９勝３０分け２４敗の戦績。現在行われている欧州選手権（ユーロ）では最長任期の指揮官で２番目のガレス・サウスゲート監督（イングランド代表）より３年以上長い。
これまでワールドカップ（Ｗ杯）では２回決勝に導き、２０１８年ロシア大会では優勝。４年後のカタール大会ではアルゼンチン代表にＰＫ戦の末に惜敗した。
デシャン監督は選手時代にＷ杯、ユーロで優勝しており、ドイツ開催の今回のユーロで母国を頂点に導けば選手と監督で両大会制覇という史上初の快挙になる。ただ、大会前には「フランス代表がこれまで達成してきたこと、これから達成できることに焦点がある」と自身の記録には無関心の姿勢を見せていた。
フランス代表は１７日のユーロ初戦でオーストリアと対戦する。
