房総の四季、風景活写 南市原写真クラブ作品展 19日まで

房総の風景が並ぶ「南市原写真クラブ」の作品展=市原市の内田未来楽校

 写真愛好家サークル「南市原写真クラブ」の作品展が、市原市の内田未来楽校で開かれている。「房総の風景」をテーマに撮影した会員17人の力作34点が来場者を魅了している。19日まで。

 同クラブは2009年に発足し、会員は市南部を中心に18人。月に1回、テーマを決め例会を開いている。写真を持ち寄り、互いに鑑賞することによって、親睦を深めながら撮影技術の向上を図っている。

 今回の作品展は年に1回開かれる展示会で、テーマは「房総の風景」。会員それぞれが心に残る風景を撮影し、こだわりの逸品を全紙サイズ(45.7センチ×56センチ)で2点ずつ出展した。笠森観音や南房総の海岸、市原市牛久の八坂祭、桜並木、夕暮れの集落などを捉えた四季折々の情景がずらりと並ぶ。

 同クラブの関口武代表は「身近な風景でも写真で切り取ると、また違った表情を見ることができる。新たな魅力を感じてほしい」と来場を呼びかけた。

 入場無料、午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは同クラブ高橋さん(電話)090(6041)7058。

 同会場では、同じ期間に「高山久夫と仲間たちの陶芸展」も同時開催されている。

© 株式会社千葉日報社