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現在3つあるターミナルを1つに集約することなどが盛り込まれた「新しい成田空港」構想を踏まえ、千葉県庁では6月17日、県と成田空港会社、それに周辺市町と国の4者の会議が開かれました。
会議は冒頭以外非公開でしたが、空港会社からは1つに集約する旅客ターミナルや新たな貨物地区の整備を目指す、新しい成田空港構想の詳細の説明があったということです。
また県からは中長期的な地域の将来像を示す「実施プラン」の改定案が公表され、これまで掲げてきた「地域と空港を支える人材の確保」に加え、「空港を生かした産業の発展」を起点とする地域づくりを目指す方針が示されたということです。
会議後に熊谷知事と田村社長らが取材に応じ、次のように述べました。
熊谷俊人知事
「周辺市町の人に空港とともに歩んでいこうと思ってもらえる具体的なまちづくりを進めていく。成田空港周辺でしかできない産業拠点形成づくりをしっかり進めていく。その思いを共有できる会議だった」
成田空港会社 田村明比古社長
「アクセスの話やエアポートシティ形成の話など非常に大きな期待を持ってもらっていることを改めて感じた。しっかり取り組んでいきたいと決意を新たにした次第」
成田市 小泉一成市長
「今後増大が見込まれる雇用の中で働く人たちにとってどういう住みやすさ、職住近接のためにアクセスをどうするかも含めて今後取り組んでいきたいと考えている」