水面に並ぶ鮮やかな緑色の苗 「ひめの凜」田植え、県内で最盛期

ひめの凜の苗を植える従業員=17日午前、西条市小松町妙口

 2019年から本格的に栽培されている愛媛県開発のブランド米「ひめの凜(りん)」の田植えが県内各地で進んでいる。17日は西条市の水田でも作業があり、鮮やかな緑色の苗が一帯に植え付けられた。24年は12市町992人の認定栽培者が計約1011ヘクタールで栽培し、11月上旬ごろから県内の店頭に並ぶ見通し。

 県農産園芸課によると、ひめの凜は大粒でしっかりとしたかみ応えがあり、やさしい甘みを味わえるのが特長。他の品種と比べて暑さに強く収穫量も多いことから、生産者は年々増えているという。

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