![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1175372822287122534/origin_1.jpg)
瀬戸内市の長島にある2つのハンセン病療養所の世界遺産登録へ向け、機運を高めようと、シンポジウムが開かれました。
シンポジウムは、RSK山陽放送が開いたものです。はじめにWHOのハンセン病制圧大使を務める日本財団の笹川陽平会長が、世界の各地では、いまだ病気に対して根強い差別があると現状を伝えました。
このあと、俳優の竹下景子さんが、かつて患者が家族への思いなどを綴った文学作品を朗読しました。
(竹下景子さんの朗読)
「星を眺めていると、いつも僕は故郷のことを思い出すのです」
また、ハンセン病に関する訴訟に長年携わってきた徳田靖之弁護士は、悲劇を繰り返さないためには「過去を正確に知ることが大切」などとして、長島に残る建造物を世界遺産として保存・活用する意義を訴えました。
シンポジウムの模様は、7月14日の午後4時からRSKテレビで放送します。