31歳の新監督就任で三笘薫の起用法はどうなる? ブライトン番記者は前任者との“共通点”に言及「デ・ゼルビがミトマを成長させたように...」

三笘薫が所属するブライトンは現地6月15日、退任したロベルト・デ・ゼルビ監督の後任として、ファビアン・ハーツラーを招聘したと発表した。

2023-24シーズンに、ザンクトパウリをブンデスリーガ2部優勝に導いた31歳のドイツ人指揮官の就任は、三笘にとって朗報かもしれない。

ブライトンに精通したアンディ・ネイラー記者が、スポーツメディア『The Athletic』で、日本代表アタッカーをブレイクさせたデ・ゼルビと共通点があると分析している。

同記者は「ブライトンはデ・ゼルビ監督の下、カオル・ミトマとソリー・マーチが健康で一緒にプレーしていたとき、攻撃力が最も高かった」と主張。3-4-3を志向する新指揮官について、「逆足のウイングは、ハーツラー監督の下でのザンクトパウリの成功に影響を与えた」と綴っている。

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ネイラー記者は、ザンクトパウリで右ウイングのオラダポ・アフォラヤンと左ウイングのエリアス・サードが結果を残した点に着目。こう見解を示している。

「デ・ゼルビがミトマとマーチを成長させたのと同じように、ハーツラーはアフォラヤンとサードを向上させた。このドイツ人監督は、主にピッチの上で選手を成長させたいと考えている」

逆足のウイングを好むのであれば、三笘は得意とする左サイドが主戦場となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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