「ほぼ完璧なパフォーマンス」シリア戦の遠藤航をリバプール地元メディアが称賛!「価値を思い起こさせた」

遠藤航はユルゲン・クロップ監督の下で確かな実績を残した。だが、来季からアルネ・スロット監督が率いることになったリバプールは、新たな守備的MFを獲得するとも言われている。

新指揮官の序列がどうなるか注目されるなか、遠藤は日本代表キャプテンとしてワールドカップ予選でチームをけん引した。リバプール専門サイト『Anfield Watch』は6月12日、代表での遠藤のプレーは、クラブでの今後に向けて重要と報じた。

同メディアは「リバプールでの将来に関する憶測の中で、エンドウはファンとスロット監督の双方に、代表戦でのほぼ完ぺきなパフォーマンスでその価値をタイミングよく思い起こさせた」と伝えている。

「エンドウはタッチ数77回でパス成功率93%、奪還9回、タックル成功率100%というパフォーマンスだった。実際、彼の努力は日本の完璧な予選に役立っている。24得点無失点で6勝だ」

【PHOTO】日本代表のシリア戦出場16選手&監督の採点・寸評。3人が7点の高評価。MOMは2点に関与した左WB
また、Anfield Watchは遠藤の現状について、「代表での輝かしいプレーは、スロット新監督の就任という背景の中で訪れた」と報じている。

「前任者クロップは常に31歳の彼を称賛していたが、クラブはこの夏にアップグレードを目指すとの憶測が飛び交っている。エンドウの加入はともにチェルシーへ移籍したモイセス・カイセドとロメオ・ラビアの獲得に失敗してからのことで、日本代表主将はその場しのぎの選択肢と考えられた」

同メディアはリバプールがベンフィカのジョアン・ネベスに関心を寄せていることも伝えた。新たな時代に突入するリバプールで、遠藤がどのように使われるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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