「エンジン切り惰性で」“飲酒運転”男逮捕 事故も

福岡市西区で先月、酒を飲んだ状態で三輪バイクを運転したとして、会社員の男が17日、逮捕されました。

「公道に出た後でエンジンを切り惰性で運転した」などと話し、容疑を一部否認しています。

警察によりますと、先月12日午前5時すぎ、福岡市西区福重団地の駐輪場で、三輪バイクと男が倒れているのを、目撃者が見つけ警察に通報しました。

警察が男を調べたところ、呼気から基準値の8倍近いアルコールが検出され、男は「ハイボールを数杯飲んだ。三輪バイクを止める位置を間違えていたので、動かしていたらブロック塀にぶつかった」などと話していました。

その後の捜査で、男が事故の約30分前、近くのコンビニ付近で飲酒運転をしていた疑いが強まり、警察は17日、この団地に住む会社員の中園崇詳容疑者(46)を逮捕しました。

「お酒を飲んでいたことは間違いないし、私が飲酒運転をしたことになるのでしょう。コンビニから運転して公道に出た後でエンジンを切り惰性で運転した」などと話し、容疑を一部否認しています。

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