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愛知県豊川市出身の菅原由勢が6月16日、同県蒲郡市で開催されたサッカークリニックに参加。およそ100名の小学生と交流した。
少年時代に試合をした思い出の地に日本代表として凱旋――。菅原は感慨深そうに、東三河でボールを追いかけていた日々を振り返り、こんな想いを明かした。
「昔、Jリーガーがサッカー教室を開催したり、僕たち小学生のチームが集まるフェスティバルにプロの選手がいた時に『すごい!』って、目を輝かせて、会話したりハイタッチした幼少期が鮮明に蘇ってきました。そういう思い出って、昔ですけど鮮明に覚えています。サッカー選手は夢、目標で、本当にかけがえのない機会だったので。
僕は指導者じゃないし、選手ってもの自体が子どもたちにとっては特別だと思うので、技術面よりも、たわいもないことでも会話しようと心掛けました。記憶に残ったら嬉しいし、とにかく楽しんでくれたなら良かったです」
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故郷を愛する気持ちは人一倍だ。
「愛すべき存在じゃないと帰ってこないし、こういう会もしないというか。この街だからこそ、僕が今ここまで育ったのはもちろんあります。家の近くにこうやって誰でも来られるような公園があることが、この街の良さ。僕は豊川出身で今回は蒲郡ですけど、東三河一帯がすごく好きで、オフになったら毎回帰ってきています。逆に東京には慣れません(笑)」
長いシーズンを経て、「ちょっとゆっくりしたい」という菅原。「豊川いなりでも食べようかな」と頬を緩めた。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)