ロンドン大学の学生が震災学習で三陸鉄道を見学 震災の被害について学ぶ

6月11日から岩手を訪れているロンドン大学の学生は17日、岩手県宮古市の三陸鉄道で東日本大震災の被害状況や、復興への歩みなどを学びました。

三陸鉄道を訪れたのはイギリスのロンドン大学で災害や人権を学んでいる19歳から20歳の学生4人です。三陸鉄道の石川義晃社長は東日本大震災の発生当時、三陸鉄道が甚大な被害を受けた状況や、地域住民とともに進んだ復興について説明。学生たちはメモを取りながら真剣な表情で石川社長の説明を聞いていました。また、列車の整備や点検をする車両基地の見学では、普段は間近で見ることのない列車の姿に目を輝かせていました。

(デニス・コスタ・テオさん)
「とても感動しました。皆さんのいろんな体験が聞くことが勉強になりました。
車両基地を見学するのは生まれて初めてだったのでとても良い経験になりました」

4人は人は6月22日まで県内に滞在し、震災復興とともに三陸の文化や風習も学ぶ予定です。

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