「スケボー25年間してて初めて折れた…」堀米雄斗の“突然のX投稿”に驚嘆の声が殺到「折ったことないのが凄い」…“背水の陣”で挑む最終戦にも注目!パリ切符掴む条件は?

東京五輪のスケートボード男子ストリート金メダリストの堀米雄斗が6月15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「スケボー25年間してて初めてスケボー折れた…」と突然のポストにファンから数多くの反響が寄せられ話題となっている。

堀米は15日の夕方、自身のスケートボードデッキが折れたことを報告。スケートボードのデッキは新旧関わらず、乗りどころや攻め方によっては頻繫に折れるのが当たり前のもの。そのためファンからは「折れるのが当たり前だと思ってた…」「25年の間に1度も折ったことがない事が凄すぎる」「もう才能…」「心かと思いました」「着地のポジション優れすぎ」などと驚きの声が続々と寄せられた。

なお、五輪2大会連続出場を目指す堀米は、五輪予選の上海大会で予選敗退し、世界ランキングを11位まで落とした。

そんな堀米が、パリへの切符を掴むには日本勢のなかで上位3位以内に入る必要がある。そのため、6月20日から23日にかけてブタペストで行なわれる最終戦では好成績を収め、上位に食い込んでいくことが必須条件だ。

現在世界ランキング11位(130,110ポイント)の堀米は、全体で同1位(333,963ポイント)の小野寺吟雲、同5位(235,113ポイント)の根附海龍、同6位(225,127ポイント)の白井空良、同7位(224,527ポイント)の佐々木音憧などを追いかけている状況だ。
たとえ堀米が最終戦で優勝(260,000ポイント)したとしても、2位になると「208,000ポイント」3位でも「176,800ポイント」が与えられるため、小野寺や根附などトップを走る、他の選手らが上位に食い込めばパリへの道は閉ざされることになる。

また堀米の後を追う、同15位(97,716ポイント)の青木勇貴斗もSLSなど数々の国際的なコンテストで、結果を残してきた実力者。持ち前の驚異のメイク率で上位に食い込んでくる可能性も大いにあるため、パリへの道のりは非常に険しいものとなっている。

次戦、6月20日からブタペストで行なわれる、オリンピック予選シリーズ最終戦。パリ五輪を懸けた堀米の戦いに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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