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先月、上越市で誕生した野生のコウノトリのヒナに、今後のモニタリングのための「足環」が取り付けられました。
国の特別天然記念物コウノトリは、トキと同じく一時絶滅し人工繁殖の末、兵庫県豊岡市で放鳥されその数を増やしています。4月に上越市吉川区で営巣が確認され、先月初めにヒナが誕生しました。
■星野カメラマン
「いまコウノトリのヒナ、1羽目が捕獲されました。」
17日は、「兵庫県立コウノトリの郷公園」の職員が駆け付け、今後のモニタリングのため4羽のヒナに足環を装着しました。4羽とも順調に育っているということです。
■兵庫県立コウノトリの郷公園 松本令以主任研究員
「特別天然記念物とか絶滅危惧種の鳥といったら『トキ』と『コウノトリ』。この2種類の貴重な鳥が新潟で揃ったということは非常に有意義というか貴重な事例。」
ヒナは今後、1ヶ月をメドに巣立つ可能性があるということです。上越市は、観察する際は150m以上離れるなど、配慮を呼びかけています。