不適切指導を指摘する保護者が提出した「いじめアンケート」を処分し偽造 複数の児童への体罰も58歳男性教諭を停職6か月の懲戒処分 岩手県教委

岩手県教育委員会は17日、複数の児童への体罰のほか、文書偽造を行った58歳の男性教諭を6か月の停職処分としました。

17日付けで停職6か月の懲戒処分となったのは盛岡教育事務所管内の小学校に勤める58歳の男性教諭です。県教委によりますと、男性教諭は去年9月上旬から11月にかけて、拳で児童の肩を押したほか、「ウソをつくと逮捕される」などと体罰や不適切な言動を行いました。また、2023年10月に保護者を対象に実施した「いじめアンケート」で、自身の不適切な指導について書かれていた用紙を処分し、新しい用紙に保護者が作成したように装い提出していました。男性教諭はすでに辞職届を提出しているということです。

© 株式会社アイビーシー岩手放送