西武ドラ1武内夏暉 6月中の1軍復帰も 19日の2軍戦で復帰登板 無傷の4勝も新型コロナ感染で4日に登録抹消

西武・武内

西武のドラフト1位ルーキー、武内夏暉投手(22)が19日のイースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で復帰登板する。新型コロナウイルスに感染して4日に出場選手登録を外れた左腕について、渡辺監督代行は「仙台で短いイニングを50~60球放って、何ともなければ(1軍で)先発あります」と話した。

武内は4月3日にオリックスを7回無失点に抑えてプロ初登板初勝利を挙げると、7試合に登板して無傷の4勝、防御率1・27。5月は4戦3勝、月間防御率0・63の好成績を残し、西武の新人としては最速で月間MVPを受賞した。19日の結果次第で、今月中にも1軍のマウンドに戻りそうだ。

交流戦最下位に沈んだチームは19勝44敗で、リーグ5位のオリックスにも10・5ゲーム差と大きく離されている。19日は今季とバッテリーを組むベテラン炭谷も出場し、武内の状態を確認する予定。反転攻勢には新人王候補の復帰が欠かせない。(末継智章)

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