国民的女優・伊藤沙莉こだわりの〝自宅スナック化〟が演技にも好影響

伊藤沙莉

現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」で主演を務める伊藤沙莉(30)が仰天アイデアでストレス解消に成功しているという。それは自宅の部屋の〝スナック化〟。撮影で飲みにいけないための工夫だが、毎日自宅でリセットすることで演技にも好影響を与えているというのだ。

SNS上では〝史上最高の朝ドラ〟ともいわれ、特にこれまで視聴者層になかった若い世代にもウケている今作。脚本の完成度、そして日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ寅子演じる伊藤の演技力も高いことから放送後にネットでバズることもしばしばだ。

「それは数字にも表れています。先月31日に放送された第45回の平均世帯視聴率が18・0%を記録し、これまでの最高でした。すると、14日放送の第55回も同じ数字を叩き出したのです。まだまだ伸びそうな気配なんですよ」(テレビ関係者)

前作「ブギウギ」の最高視聴率は今年2月6日放送の17・3%だっただけに、もうすでに抜いているということだ。

これで一気に〝国民的女優〟の仲間入りを果たした伊藤だが、好調の要因の一つにはストレスをため込まない〝ある工夫〟があった。制作関係者がこう明かす。

「伊藤さんは大のお酒好き。ただ、撮影中は極力〝家飲み〟で済ませるように心掛け、部屋をスナック仕様にしているそうなんです。テレビにはカラオケアプリが入っており高機能のマイクも常備。さらにミラーボールも飾ってあり、本格的な空間に仕上がっていると聞いています。飲みながら一人カラオケの時もあれば、友人と電話をつなぎスピーカーモードにして飲むこともある。伊藤さんは『飲みに行くのと変わらない』と自宅で充実した時間を過ごせているそうです」

いわば、〝スナック沙莉〟というわけだ。

伊藤は昨年11月に配信されたポッドキャスト番組で「お酒が弱い人の飲み会での立ち回り方」についてアドバイスを求められた時「ボトルを入れて作り手に回ること。『はい、どうぞどうぞ』ってみんなに作って、自分が飲む分を水にする」とズバリ回答。これには共演した松岡茉優から「さすがお酒の席を楽しんでらっしゃる。言うことが違うわね~」と感心させられたことがあった。お酒にまつわるアイデアが豊富ならば、部屋をスナック仕様するのもありえるだろう。

「伊藤さんは毎日気持ちをリセットして撮影に臨めているので現場では笑顔が多い。共演者も伊藤さんの自宅に興味津々で飲みに行きたいそうです」(同)

今後も視聴率アップを期待できそうだ。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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